【21—25】
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21 ボッシュとの再会
最下层区 リフトポート
あたりが明るくなる。
乗り场にリフトが入ってくる。\r
リフトから、ボッシュが降りてくる
レンジャーを二人连れている
リュウ
「¨¨ボッシュ!!
ボッシュも无事だったんだ¨!
ボッシュ
「(リュウの侧を、目を合わせずに通り过ぎる)
犯罪者(トリニティ)がいっしょか¨
こいつで间违いなさそうだ¨
上出来だよ
リュウ¨」
リュウ
「(目を丸くしている)」
ニーナ
「(不安そうな表情)」
リン
「(腕でニーナを庇っている)」
リュウ
「ま、待ってよボッシュ¨!
ニーナがどうかした¨!?
话を闻かせてよ」
ボッシュ
「(一度目を闭じ、リュウの方を见る)
命令は¨
积み荷の、确実な処分だ¨
それ以上のことを¨お前が、知る必要はない¨」
リュウ
「(ボッシュの前に立つ)」
ボッシュ
「(半眼)
ジャマする気か¨?」
リュウ
「违う、ちゃんと说明してくれ!
积荷?処分¨?
なんだよ、それ!?」
ボッシュ
「リュウ¨
俺は、な¨」
リュウ
「グッ!?」
ニーナ
「ッ¨!!」
ボッシュの剣が、リュウの左足に突き刺さっている
リュウ
「ボッシュ
何¨を?」
剣がひねられる
リュウ
「グアッ!!」
ボッシュ
「俺は、こんなところで¨
つまづいている わけには
いかないんだよ」
ボッシュが剣を引き抜く
上体をのけぞらせるリュウ
ニーナがリュウに駆け寄る
ボッシュ
「ふん¨ずいぶんとなついているじゃないか」
ニーナ
「¨!」
ニーナの喉に剣がつきつけられる
リュウ
「やめろ¨ボッシュ」
リン
「(レンジャーに囲まれ、両手を上げている)」
ボッシュ
「リュウ
お前¨」
剣が、リュウの喉を突き刺す
头をかかえるニーナ
ボッシュ
「リュウ¨
俺の道を 阻むな¨」
おれは¨
ここで
死ぬのか¨?
――お前を选んでやる
ボッシュ
「なっ¨¨!?」
リュウがボッシュの剣をつかみ、引き抜く
目が真っ赤に染まっている。
BOSS戦 ボッシュ+3RDバトラー+3RDガンナー
ボッシュ(戦闘中)
「(Dダイブ状态のリュウに攻撃して)
バカな!
俺の獣剣技が効かないなんて!?」
リュウ
「(あたりを见回す。视界がぼやけている)」
リン
「(ニーナの肩を押さえている)」
暗転
おれは¨谁だ?
▲TOP
22 戦いのあと
下层区行きリフト 1
ニーナ
「リュウを覗き込んでいる」
リュウ
「うう¨(上体を起こす)」
リン
「(駆け寄ってリュウの肩を掴む)
お前は何だ!?
ふつうの レンジャーじゃないのか¨!?
あの力は¨?」
リュウ
「(首を横に振る。険しい表情)
积荷¨、処分!?
お前たち(トリニティ)は
何を知ってるんだ!?
答えろ!
ニーナを どうするつもりなんだ!?」
リン
「知ってどうする?
お前に何ができる?
さっきみたいに¨
得体の知れない力を使って
どうにかしようとでも?」
リュウ
「うるさい!(リンの手を振り払う)」
ニーナ
「ううー¨¨
(首を左右に振る)
んー、んん」
リュウ リン
「(しばし睨み合い、同时に颜を背ける)」
リン
「¨言った通りだ
ニーナのことを详しく知りたければ¨
バイオ公社の研究栋(ラボ)へ行く他ない¨
それより¨
本当に分からないのか¨?」
リュウ
「ああ¨¨(不安そうな表情)
あの力のことは
何も 分からない¨
ただ¨
头の中で¨
声がきこえて
気がついたら¨
とても¨怖かった¨
自分が、人ではなくなってくみたいで」
自分の手をみつめるリュウ
その手を、ニーナが取る。微笑んでいる。
リン
「そろそろ、行こう¨
とりあえず、逃げてきたとはいえ¨¨
レンジャーとあれだけ争った后だ¨
追っ手が かかる前に
急いだほうが、いい
公社へは下层区街をとおる必要がある¨
急ごう¨」
リュウ
「(颔く)」
下层区行きリフト 最下层区街 ▲TOP
23 失败
队长室
ボッシュ
「くそ¨くそ¨」
ゼノ
「落ち着きなさい
ボッシュ
D値は、能力の最终到达予测値です
あなたが、彼に败れたのは¨
误差の内でしょう」
ボッシュ
「误差¨!?
そんなもんじゃない
あれは¨
あれは¨!
バケモノだよ¨」
ゼノ
「ともかくあなたには¨
これ以上、この任务を続けさせるわけには¨」
ボッシュ
「バカな¨!?
俺は、任务に失败したわけじゃ、ない!
そうだろう!?
こんなことでボッシュの名を¨
汚す訳には¨
いかないんだよ¨!」
▲TOP
24 适格者
中央省庁区 ホール
「この时期に召集とはな¨」
统治者たちが円卓を囲んで座っている
ヴェクサシオン
「いずれにせよ早すぎる¨」
クピト
「(ラスタをなでながら)
その时が来るのは确かなこと¨
それが、いつかを决めるのは¨
ぼくたちじゃありません
¨¨!」
青い光の玉が出现
エリュオン(青)が现れる
エリュオン(青)
「¨竜が现れた¨」
ヴェクサシオン
「竜が¨!?」
エリュオン(青)
「そう¨
古の超兵器¨
我らが、対となるもの¨
世界を¨、灭ぼすもの
公社からの报告では
起动したのは、すでに活动を终えた 个体らしい¨」
ヴェクサシオン
「再起动¨、だと¨?
适格者は、すでに灭んでいるはず¨」
エリュオン(青)
「サード?レンジャーに过ぎない¨
リュウ という少年が¨
竜とのリンクを保持している可能性が、ある」
オルテンシア
「(立ち上がって)
サード?レンジャー¨?
そのような、能力の低い者では¨
适格者とは、なり得ません
世界を 混乱へと导く前に¨
(かざした掌の上に、赤い光の玉が浮かんでいる)
私が、空间の断层へと封じましょう¨」
エリュオン(青)
「まだ、我々が动くときではない¨
人の事は、人に¨
今は、上级のレンジャーに确认を命じてある
死に向かいてあがき
生あるゆえに人は葛藤する¨
読まれぬ歴史こそが真実のときもある¨
全てはこれからだ¨」
下层区リフトポート 下层区街 ジャンクション ▲TOP
25 ニーナの力
下层区街
リン
「(腕で口元を覆う)
これは¨ガス¨!?」
レンジャー(左)
「お!あいつだ!」
マスクをしたレンジャーが3人、少し离れて立っている
レンジャー(中央)
「よう、下っぱ(サード)¨
お前リュウだろ?」
リン
「レンジャー¨?
やはり、もう手配されていたか¨!」
リュウ
「(うつむいて头を振る)」
レンジャー(中央)
「まだ、そうと决まったワケじゃ ねぇが¨
ボッシュが 报告してるのを闻いたもんでね¨」
レンジャー(左)
「先に 俺たちでとっ捕まえるってのも
悪くないと 思ってな
こいつを 用意して待っていた¨ってワケだ」
リン
「¨功をあせったかクズめ¨」
ニーナ
「(咳き込む)」
リュウ
「(头を上げて)
そんなことでガスを¨
街の人はどうした!?」
レンジャー(中央)
「ディク狩りに 使う
神経ガスだ¨
ローディを狩るのにもぴったりだろ?」
老人が地に伏せて咳き込んでいる
子供がおろおろしている
レンジャー(中央)
「お前、ローディのわりに
强いって、闻いたんでね¨
用心ってやつだよ¨」
BOSS戦 +2RDバトラー+2RDガンナー+2NDメイジ
レンジャー
「¨グッ¨
下级レンジャーごときに¨」
リュウ
「(剣をおさめる)」
ニーナ
「(微笑んでいる)」
リュウ
「!!」
レンジャー
「(地面に这いつくばりながらバルブを缓める)」
リュウ
「ニーナを高い所へ!」
ガスが势いよく吹き出してくる
警报
「警戒レベル4ノ空気汚染ガ発生
该当ブロックヲ闭锁シマス」
阶段を上って行くリンとニーナ
リュウ
「(腕で口元を押さえながら、ガスボンベに近づいていく)」
リン
「(ニーナの腕を引いている)」
ニーナ
「(腕を引くリンに逆らって、阶段を下りようとしている)」
リュウ
「(惊く)」
レンジャー
「¨ククク¨(抜いたバルブを见せ)
残念だったな¨
そいつは、もう止められないぜ¨!」
リュウ
「¨!!」
リュウ
「(ふらつきながらレンジャーに近づこうとする。
途中で倒れこむ)」
ニーナ
「(きつく目を闭じ、リンの腕をふり払う。
阶段を駆け下りる)」
リン
「ニーナ!?」
ニーナ
「(咳き込みながら、リュウの元へ近づく)
(リュウに手をかけ、ゆする。反応はない。)
(首を左右に振り、头を垂れる)」
ニーナ
「(上体をそらし、祈るように手を组む)」
ニーナを中心に、青い光のようなものが集まってくる
リン
「(阶段の上から) ¨何だ!?」
ニーナ
「(光に包まれいる)」
一瞬周り全体が白くなる。
ガスは晴れている。
ニーナ
「(ぱたりとリュウに重なって倒れる)」
リン
「リュウ
¨ニーナ!
(二人の元へ駆け寄る)」
「何が¨起きたんだ?」
リン
「分からない
ただ¨
言えるのはガスがかき消えて¨
お前も、ニーナも无事だと言うことだ¨」
ニーナ
「(咳き込んでいる。振り向いて、微笑む)」
リュウ
「ニーナがガスを¨?」
リン
「分からない¨
ともかく¨
行ってみるしかないだろう¨
バイオ公社(あそこ)へ¨」