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【转帖】「妖使い!?横岛の生活! 第十三话~崩れた関系、新たな

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「はぁ!せいッ!くっ!」

「…この场所でみずちに胜てると思うか…なの」

そう言いながら静水久は绯鞠が放つ斩撃をひょいひょいと避ける。
绯鞠と静水久の闘いが始まってしばらくたった。
惊いた事にここまで静水久は妖脉全开の绯鞠と互角に闘っている。それもそのはず、水の多い场所はみずちである静水久にとってはホームグランドのようなもので、武器である水を使いたい放题なのだ。
妖脉でパワーアップしている绯鞠ですら接近するのがやっとの状态だ。

「……食らえ!拡散氷针…なのー」

「ちっ!多芸な奴じゃ!」

绯鞠は静水久が放った、まるで散弾铳のような氷针の乱射をなるべく避け、避け切れない场合は安纲で弾き返す。通常时の绯鞠では避ける事もできないほどの威力とスピードだ。

「……お前こそよく今のをやり过ごした…なの、话しに闻くよりずっと强い…なの」

「ふん、どこの谁に闻いたかは知らぬがこの程度で惊かれては困る、私の本领発挥はこれからじゃ」

言い终わるか终わらないかのうちに绯鞠は一瞬で安纲を鞘に纳めると一気に间合いを诘め、瞬速で抜刀する。六道学园で暴走した简易式神を斩った技だ。

「瞬杀爆妖斩!!」

ズバっ!!!

绯鞠が放った斩撃は反応する间もないまま见事に胴体から斜めに静水久を真っ二つに斩り裂いた……。



一方その顷、美神达はピンチに陥っていた。

「ぐへへへ、GSもたいした事ないだぎゃ!」

「な、なんで见るからに下级妖怪な奴がこんなに强いわけ!?绯鞠はどこいったのよ!!」

いくら美神が攻撃してもそこらへんにあるパラソルで弾かれ、逆に飞んできたパラソルで突き刺されそうになる。
明らかに下级妖怪の攻撃力を超えているのだ。

「この三日间でおではここの阴気を吸い付くしただぎゃ、おではコンプレックス、阴の気を饵にする妖怪だぎゃ、今のおでは无敌だぎゃ!」

どうやら三日间现れなかったのは阴気をすするためらしい。

「なるほどね、それにしたって强力すぎるわ、一体なぜ……」

阴の気、この三日间を思い出してみると……。
横岛がナンパしているところしか思い浮かばなかった。最初は30人、二日目は40人、今日の撃沈率はわからないが成功はしていないだろう…。普通なら10人に达する前に成功するなり谛めるなりするものだ。70人にフラれた男の阴気とは一体どれほどのものだろう?
それに加えて绯鞠を思い出してみる。

『へ~い彼女!イイチチしてるね、どうだい俺と一绪に真夏のアバンチュールでも☆』

『何を言っておる?それよりお主、肩に水子が凭いておるぞ4体ほど…』

『うげ!?マジ!?また!?』

『素行には気をつける事じゃな』

あれは気の毒だった。
あの男の辛そうな表情は确実にコンプレックスの良い饵になっただろう。
他にも似たようなチャラ男(死语?)を绯鞠は片っ端からフッていた。
结论から言うと……。

「あいつらのせいね!!!?」

横岛がフラれまくった阴気と绯鞠がフリまくった阴気、その巨大な阴気がコンプレックスをここまで强力にしたのだろう。

「グヘヘヘ、その通りだぎゃ!あの鬼斩り役の阴気には物凄くパワーを贳ったぎゃ!今顷はドザエモンになってるだぎゃな」

「鬼斩り役…なるほど横岛くんを狙ってたわけね。でもあっちには绯鞠がいるしそう简単にはいかないわよ!」

「返り讨ちだぎゃ!!」

再び美神が打ち込む、コンプレックスがパラソルでガード、そのままカウンターで串刺し。の攻防がしばらく続く。




1楼2008-03-21 22:41回复
    「やっちゃったのか…?」

    「わからぬ…手応えはあったのじゃが」

    绯鞠の必杀技、”瞬杀爆妖斩”で真っ二つになった静水久は地面に落ちるとそのまま水になってしまった。
    あまりに呆気ないのでかえって不安になる。

    ザバァ!!!

    「わぷッ!」

    不安は的中して绯鞠の立っている所から突然物凄い势いで水が吹き上がった。
    水はそのまま绯鞠を饮み込み、背后から静水久が现れる。

    「……さすが野井原の绯剣なの、正直何をされたかもわからなかったの」

    「出たーーッ!なんで生きてんだ!?」

    「この场は全て水……事前に意识さえ移せばいくらでも复活可能…なのー」

    いつでもできる訳ではない、水のないところで闘っていたらさっきの一撃で屠られていただろう。
    つくづくこの场所は水妖怪に有利だ。

    「……その水笼(みなご)…一度入ったら出られない…なのー」

    「なんやてぇ!?」

    静水久はゆっくりと横岛に近付くと见た目には有り得ない力で简単に押し倒すとのしかかってきた。

    「野井原の绯剣は戦闘不能……言叶も発せない廃人となるか…いっそ死ぬか…选ばせてやる…なの」

    どこまでも昏く、淀んだ眼で静水久は问い挂ける………。



    その顷美神対コンプレックスの闘いは硬直状态だった。さっきと同じような攻防でどちらも决め手に欠ける。先に痹れを切らしたのはコンプレックスの方だ。

    「仕方ないだぎゃ!この手は禁じられてたけどやってやるだぎゃ!!」

    そう言って脇の方で必死に声援を送っていたおキヌちゃんにその図太い手を向けると妙な光线を放った。

    バシュ

    「キャー!」

    「おキヌちゃん!?」

    光线が当たったおキヌちゃんは首から下が光り辉き、それが消えると食い込みの激しいハイレグ水着に変身していた。

    「いくだぎゃ!GSの动きを止めるだぎゃ!!」

    「やばッ!」

    「ふぇぇぇん、美神さん逃げてください~~!」

    言われるまでもなく美神は逃げる。
    おキヌちゃんを攻撃する訳にもいかず、かといって捕まれば串刺しだ。
    とにかく逃げて胜机を待つしかない……。



    「クククク……」

    「……キョーフで头イッちゃった…なの?」

    「ちゃうわい!俺がそう简単に谛めると思うか!そう、俺が兴奋するとなぜか绯鞠が强くなる!顽张ればあの水から抜け出せる…気がする!!」

    「……意味わかんない…なの」

    「ええーいとにかく萌え上がれ!俺の热いパトス!!!ってゆーかこの腹に当たる感触が!!!」

    横岛がそう叫んだ瞬间、妖脉が见えていたら今まで纲引きの縄くらいの太さだったのがジュースの缶くらいの太さになったのがわかっただろう。

    「まだまだぁ!!」

    そう言って静水久の似合いすぎているスク水姿を凝视する。
    わずかに膨らみ始めている胸部、お腹に当たるお尻の感触、そして静水久の股の所に溜まった水を见た瞬间にジュースの缶ほどだった妖脉の太さが一升瓶ほどにまで膨れ上がる。

    「な、なんか当たってるなのーー!?」

    ズバァ!!!

    静水久が谜の言叶を発すると同时に水笼が真っ二つに斩り裂かれた。

    「ば、バカな!なの!」

    そこから出てきたのは当然绯鞠。
    だが何か様子がおかしい。目は虚ろで呼吸が荒く、缠うオーラは桃色だ。

    「…若殿、さすがにやりすぎじゃ…」

    そう言ってポテっと倒れ、ぴゅくぴゅく痉挛する绯鞠。どうやら刺激が强すぎたようだ……。

    「……有り得ないの…私の水笼を斩り裂くなんてできるはずない…なの」

    「爱のなせる技だぜ!」

    他の娘に欲情しておいて爱もクソもないと思うがまぁ结果オーライだろう。

    「……でもぶっ倒れてる今がチャンス…なの?」

    「げっ!それは卑怯じゃねーか!?」

    はたと気付いた静水久は横岛の制止の声を无视してまだピクピク身体を震わせている绯鞠にとどめを刺そうと近づいていく。

    「待ちなさい!!」

    近づいてまさに今とどめ!というところでまたもや制止の声がかかる。

    「……今度はなんなの!?」

    「美神さん!?助けにきてくれたんスか!?」

    「いや、追われて逃げてきたの…助けてくんない?」

    ガクっ!

    「あんた所长でしょーが!?」

    「仕方ないじゃない!おキヌちゃん人质にされたら攻撃できないのよ!!」

    「……どういう事…なの?コンプレックス」

    静水久が岩影に向かって声をかける。
    すると今まで谁もいなかったところからヌゥっと気色悪い妖怪、コンプレックスが姿を现した。同时にハイレグ水着のおキヌちゃんも姿を现す。

    「ふぇぇん、ごめんなさい~」

    「ブッ!おキヌちゃんが”はいれぐ”!?新鲜だ!いやなにがあったんだ!?でもグッとクる!?」

    おキヌちゃんを见た横岛は鼻血を吹き上げる

    「いや~!见ないでください~!」

    脇でやってる夫妇漫才をよそにコンプレックスと静水久の会话は続く。

    「GSを追ってきたらここまで来てしまっただぎゃ」

    「そんな事は闻いてないの、狩るのはGSと鬼斩り役のみ…连れの幽霊には手を出すなと言ったはず…なの」

    「うるさいだぎゃ!成り行きだぎゃ!それより野井原の绯剣は片付けただぎゃ!?おでの好きにして良い约束だぎゃ!」

    「……新人妖は礼仪がなってない…なの、先に约束を破ったのはお前なの…」

    なにやら悪役サイドの云行きが怪しくなってくる。

    「うるさいだぎゃ!お前も一绪におでのダッチワイフにしてやるだぎゃ!」

    そう言って见た目の重そうな身体からは想像もできないほどのスピードでコンプレックスは静水久に迫る。美神と闘っていた时よりも数段早い动きだ。おそらく横岛が近くにいるからだろう。
    だがここは静水久にとってもホームグランド、怯む事なく応戦する。

    「……そんな事ばっか考えてるからモテないの…」

    『「「うっ!」」』


    2楼2008-03-21 22:42
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      静水久の言叶の暴力はこの场にいる何人かの男の胸に突き刺さる……。
      同时に静水久はおキヌちゃんに氷针を撃って呪缚から开放してくれた。
      それからしばらく氷针と光线の攻防が続くが呪缚に使っていた妖力を必要としなくなったせいかコンプレックスのパワーはさらに増し、だんだん静水久も押され始めてきた。

      「……うざいなの!いい加减灭べなの!」

      そう言いながら氷针を乱射するがコンプレックスの分厚い肉に弾かれてしまう。自慢の水笼もコンプレックスの重すぎる体重では捕らえるまでいかない。
      圧倒的に妖力が足りないのだ。

      「ぐへへ!鬼斩り役の小僧がいる限りおでは无敌だぎゃ!!」

      「なんかよくわかんないけど敌さん达仲间割れしてるみたいだわね。绯鞠はダウンしてるしこのまま相打ちになってくれると嬉しいんだけど…」

      「で、でもあの女の子は私を助けてくれたんですよ!?」

      そうなのだ、なぜか静水久はおキヌちゃんを助けてくれた。
      一体どういうつもりなのだろう。
      そうこうしているうちに静水久は岩壁に追い诘められてしまった。

      「もう逃げ场はないだぎゃ!静水久、大人しくおでの慰みものになるだぎゃ!!!」

      コンプレックスの図太い腕が静水久に迫る。

      「ざっけんなーーーッ!」

      「へぶッ!!?」

      しかし横から何かが叫びながらコンプレックスの颜面を思いきり蹴り飞ばした。

      「よ、横岛さん!?」

      そこにいたのは横岛忠夫。普段の间抜け颜と违い、キリリと凛々しい表情をしている。

      「…なんのつもり…なの?鬼斩り役…」

      「……静水久っていったな。一つ言っとくが俺は鬼斩り役じゃねぇ、横岛忠夫だ!!」

      「………!」

      杀気すら篭る静水久の视线と言叶を全く気にせず横岛は吠える。

      「……ダッチワイフ…?慰みもの…?いつからこの国の児童ポルノ法はこんなに腐っちまったんだ!!そんなんだから世の中から冤罪事件はなくならないわセレスは惑星に升格しないわ!!!」

      あっ、いつもの横岛に戻ってる……。

      「俺以外がそんな美味しい目に合うなんて许してたまるかぁ!!!」

      「横岛さん…途中まではかっこよかったのに…」

      「结局本音はそこなのね…」

      「だったらどうするだぎゃ?おではお前なんか简単に杀せるだぎゃ!」

      そう言われ、横岛は绯鞠を见る。
      意识は取り戻したが强力すぎる妖力を使ったせいか戦闘できる状态ではなそうだ。
      美神もこのスーパーコンプレックスに胜てるとは思えない。おキヌちゃんはそもそも戦闘向きですらない……。

      「……静水久、俺と繋がらないか?」

      「ついにロリコンに走ったかこの変态!!」

      「ぶはッ!!」

      横岛がとんでもない事を言った瞬间美神のツッコミキックが炸裂する。
      ってゆーかハイヒールなのでむちゃくちゃ痛そうだ。

      「ち、违いますよ!そうじゃなくて妖脉で繋がらないかって意味っス!!」

      だったら始めからそう言えと思うが日本语とはむつかしいものだ。
      呆気にとられて静水久はもとよりコンプレックスまでも硬直している。

      「美神さん!今です!!」

      「!?ナイスおキヌちゃん!!」

      「しまっただぎゃ!」

      コンプレックスが硬直した隙をついておキヌちゃんがコンプレックスの头に乗っかって目隠しをする。
      すかさず美神が攻撃を加えるがこれは时间稼ぎだ。美神とチームを组んで数カ月の横岛にはわかる、その间に静水久を说得しろという事だろう。
      まずは静水久に妖脉の効果とメリット、そして一度繋いだら切り离す方法はわからない事などを说明する。

      「つー訳だけどどうする!?」

      「……お前が死んでも…妖脉は切れない…なの?」

      「わかんねーけど死んだらやっぱ切れるんじゃねーか?」

      「……わかったの、お前と繋がってやる…なの」

      「うっしゃー!んじゃいくぞ!妖脉接続!!静水久ゲットだぜ!!」

      静水久の了解を得ると横岛はあらかじめ亲父达に闻いていた妖脉を繋ぐ呪文(?)を叫んだ。
      绝対うそだと言うなかれ、これが先祖代々伝わる妖脉接続の呪文なのだ!
      さすが横岛家だね☆
      こうして新たなる仲间(?)、スーパースク水美幼女みずち静水久が诞生した……なのー。



      とぅーびーこんてぃにゅー



      あとがき
      こんばんわハルにゃんです。
      すいません嘘つきました3话で终わると言ったのにどうやら続きそうです。
      なんか横岛が暴走しました……おかしいです静水久には欲情しない方向でいくつもりだったのに…。
      ともあれようやく静水久と繋がりました、静水久サイドの事情は次回という事で楽しみにしてくださると嬉しいです。

      レス返しです


      3楼2008-03-21 22:42
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