「蝶のように舞い!蜂のように刺ーーす!んでもってゴキブリのように逃げる!!!」
『グギャーーーッ!』
霊波刀を构えた横岛は手近な悪霊を斩り付けて言叶通りカサカサと后退する。
「へぇ、意外にやるじゃない。あまり见栄えは良くないけど…」
「横岛さん凄いです!もう立派なGSですね!!」
昨日霊能に目覚めた事を美神に话した横岛はそれなら今日の仕事はあんたがやりなさいと腕试しをおおせ付かった。
本人は腕试しなら绯鞠を相手に!とか美神さんが直々に手取り足取り!とか駄々をこねていたが结局美神の一喝に渋々今日の依頼を引き受けた。
引き受けてからはさしたる问题もなく楽々と悪霊数体を除霊できた、恐らくたいした难易度の依頼ではなかったのだろう。
でなけりゃいくら唯我独尊な美神といえども素人に毛の生えた程度の横岛一人に除霊などさせないだろう。
「若殿、お疲れ様な…「…お疲れ様なの!タオル使え…なの」のじゃ…」
绯鞠が横岛を労おうとしたのを押し退けて静水久が横岛にタオルを渡す。
「おう、サンキュー静水久」
「……気にするな…なの、早くこっちにきて热いお茶でも饮めば良いの…」
「「「……………」」」
「…なに、あれ?」
「静水久ちゃん…なんだか积极的になったような…」
なんだか横岛と静水久の周りだけが别の世界のように见える…。
昨日帰宅してからしばらくポヤーっとしていた静水久だが一晩たってみたらいきなりこれだ。
美神やおキヌちゃんだけでなく绯鞠にすら全く意味がわからない。
「昨日なんかあったの绯鞠?」
「そうですよ!あれじゃまるで憧れのセンパイを慕う后辈ちゃんみたいじゃないですか!」
そう言われ绯鞠は必死に昨日の事を思い出そうとする。
「…そういえば昨日…」
「「昨日?」」
「…フッ、私は横岛のもの…なの。本人から言われたの…だから一生悬命尽くすのは当然…なの」
「「「んな!!?」」」
戻ってきた静水久が胜ち夸るように爆弾発言。
「いや、ちょっと待て静水久!?俺そんな事言ったっけ!?」
「……しっかり言ったの、もう私は身も心もお前のものになっちゃったの…自分の発言には责任持て…なの」
そう言われ他の面々は口をパクパク何を言えば良いのかわからない。
「待たぬかみずち!!それはお主の一方的な押し付けじゃ!それに私とて若殿には身も心も………」
最后の方は颜を真っ赤に染めて消え入るように言う。
「……ふん、私は本人から言われたの…自分で言ってるお前とは重さが违う…なの」
「にゃ!そんな事はない!私にはそんな事言わずとも俺のモノだぜ☆という若殿の心がお主にはわからぬのか!?」
「…口先だけならなんとでも言える…なの!」
「にゃ!にゃにを~~~!!!」
「お、お二人ともそういうのは良くないと思います!横岛さんだって困ってるじゃないですか!」
さらにおキヌちゃんまで割り込んできて自体は泥沼一直线だ。
肝心の横岛は「み、身も心も…?」とか言いながらトリップしているし…。
结局どうにもまとまらないまま事务所へ帰る事と相成った。
途中まで绯鞠と静水久とおキヌちゃんが车の中でキャイキャイ言い争っていたがついに美神がキレたのでなんとか矛先を収めてくれた……まぁ収まったのではなく小さい火の粉となって潜伏したと言った方が正しいかもしれないが……ちなみに横岛はかなり早い段阶で绯鞠にかっちゃかれてダウンしている。
美神の操るコブラが事务所が见えるあたりまで近づくと事务所の前に何やら人が立っているようだ、依頼人だろうか?
バルルーン!キキーッ!
「冥子じゃないそんなとこで何やってるの?」
そこにいたのは六道冥子だ。どうやら来たは良いが留守だったので帰るところだったらしい。
美神を见つけると満面の笑みで駆け寄ってくる。
「こんにちは~令子ちゃん~横岛くん达も~こんにちは~~~」
「はいはいこんにちは、んでなんか用事?今日は仕事で疲れたからあんまり构ってあげられないわよ?」
除霊したのは横岛で美神はただ见ていただけなのはナイショだ。
「私は帰る!若殿帰るぞ!ここにいては危険じゃ!!」
冥子を见て绯鞠は慌てて帰ろうとするがいつの间にか美神が着物の帯をがっちりホールドしている。イケニエにする気満々らしい。こっそり绯鞠に耳打ちをする。
『あんた、无理に逃げたら帯ほどけてストリークイーンで痴女で変态よ……?』
その言叶で颜に縦线いれまくりでがっくり肩を落とした绯鞠は全てを悟ったように空を见上げる…见ている方が悲しくなるような姿だ。
「………ネコどうしたの?というかあれは谁…なの?」
「まぁ…いろいろ思い出しちゃったんだろうな」
「アハハハ……」
そのあと冥子と静水久がお互いに自己绍介をすると…というか冥子はなぜか静水久の事を知っていたので冥子だけが自己绍介をすると四人は事务所の中へと入っていった。
冥子が来たのは母である冥奈からの报告を伝えるためらしい。
昨日の地走の件にいろいろと気になる事もあったのでかなり深いところまで探っていたそうだ。
だが结果は何もわからず。捜査はいっこうに进んでいないらしい。
「という訳なのよ~役に立てなくて~ごめんね~~?」
「そうでもないわよ、六道の情报网でもわからないって事はそいつのバックにはかなりの大物…かなり上级の魔族が控えてるって事だわ。それがわかっただけでも対処の仕方が见えてくるしね」
『グギャーーーッ!』
霊波刀を构えた横岛は手近な悪霊を斩り付けて言叶通りカサカサと后退する。
「へぇ、意外にやるじゃない。あまり见栄えは良くないけど…」
「横岛さん凄いです!もう立派なGSですね!!」
昨日霊能に目覚めた事を美神に话した横岛はそれなら今日の仕事はあんたがやりなさいと腕试しをおおせ付かった。
本人は腕试しなら绯鞠を相手に!とか美神さんが直々に手取り足取り!とか駄々をこねていたが结局美神の一喝に渋々今日の依頼を引き受けた。
引き受けてからはさしたる问题もなく楽々と悪霊数体を除霊できた、恐らくたいした难易度の依頼ではなかったのだろう。
でなけりゃいくら唯我独尊な美神といえども素人に毛の生えた程度の横岛一人に除霊などさせないだろう。
「若殿、お疲れ様な…「…お疲れ様なの!タオル使え…なの」のじゃ…」
绯鞠が横岛を労おうとしたのを押し退けて静水久が横岛にタオルを渡す。
「おう、サンキュー静水久」
「……気にするな…なの、早くこっちにきて热いお茶でも饮めば良いの…」
「「「……………」」」
「…なに、あれ?」
「静水久ちゃん…なんだか积极的になったような…」
なんだか横岛と静水久の周りだけが别の世界のように见える…。
昨日帰宅してからしばらくポヤーっとしていた静水久だが一晩たってみたらいきなりこれだ。
美神やおキヌちゃんだけでなく绯鞠にすら全く意味がわからない。
「昨日なんかあったの绯鞠?」
「そうですよ!あれじゃまるで憧れのセンパイを慕う后辈ちゃんみたいじゃないですか!」
そう言われ绯鞠は必死に昨日の事を思い出そうとする。
「…そういえば昨日…」
「「昨日?」」
「…フッ、私は横岛のもの…なの。本人から言われたの…だから一生悬命尽くすのは当然…なの」
「「「んな!!?」」」
戻ってきた静水久が胜ち夸るように爆弾発言。
「いや、ちょっと待て静水久!?俺そんな事言ったっけ!?」
「……しっかり言ったの、もう私は身も心もお前のものになっちゃったの…自分の発言には责任持て…なの」
そう言われ他の面々は口をパクパク何を言えば良いのかわからない。
「待たぬかみずち!!それはお主の一方的な押し付けじゃ!それに私とて若殿には身も心も………」
最后の方は颜を真っ赤に染めて消え入るように言う。
「……ふん、私は本人から言われたの…自分で言ってるお前とは重さが违う…なの」
「にゃ!そんな事はない!私にはそんな事言わずとも俺のモノだぜ☆という若殿の心がお主にはわからぬのか!?」
「…口先だけならなんとでも言える…なの!」
「にゃ!にゃにを~~~!!!」
「お、お二人ともそういうのは良くないと思います!横岛さんだって困ってるじゃないですか!」
さらにおキヌちゃんまで割り込んできて自体は泥沼一直线だ。
肝心の横岛は「み、身も心も…?」とか言いながらトリップしているし…。
结局どうにもまとまらないまま事务所へ帰る事と相成った。
途中まで绯鞠と静水久とおキヌちゃんが车の中でキャイキャイ言い争っていたがついに美神がキレたのでなんとか矛先を収めてくれた……まぁ収まったのではなく小さい火の粉となって潜伏したと言った方が正しいかもしれないが……ちなみに横岛はかなり早い段阶で绯鞠にかっちゃかれてダウンしている。
美神の操るコブラが事务所が见えるあたりまで近づくと事务所の前に何やら人が立っているようだ、依頼人だろうか?
バルルーン!キキーッ!
「冥子じゃないそんなとこで何やってるの?」
そこにいたのは六道冥子だ。どうやら来たは良いが留守だったので帰るところだったらしい。
美神を见つけると満面の笑みで駆け寄ってくる。
「こんにちは~令子ちゃん~横岛くん达も~こんにちは~~~」
「はいはいこんにちは、んでなんか用事?今日は仕事で疲れたからあんまり构ってあげられないわよ?」
除霊したのは横岛で美神はただ见ていただけなのはナイショだ。
「私は帰る!若殿帰るぞ!ここにいては危険じゃ!!」
冥子を见て绯鞠は慌てて帰ろうとするがいつの间にか美神が着物の帯をがっちりホールドしている。イケニエにする気満々らしい。こっそり绯鞠に耳打ちをする。
『あんた、无理に逃げたら帯ほどけてストリークイーンで痴女で変态よ……?』
その言叶で颜に縦线いれまくりでがっくり肩を落とした绯鞠は全てを悟ったように空を见上げる…见ている方が悲しくなるような姿だ。
「………ネコどうしたの?というかあれは谁…なの?」
「まぁ…いろいろ思い出しちゃったんだろうな」
「アハハハ……」
そのあと冥子と静水久がお互いに自己绍介をすると…というか冥子はなぜか静水久の事を知っていたので冥子だけが自己绍介をすると四人は事务所の中へと入っていった。
冥子が来たのは母である冥奈からの报告を伝えるためらしい。
昨日の地走の件にいろいろと気になる事もあったのでかなり深いところまで探っていたそうだ。
だが结果は何もわからず。捜査はいっこうに进んでいないらしい。
「という訳なのよ~役に立てなくて~ごめんね~~?」
「そうでもないわよ、六道の情报网でもわからないって事はそいつのバックにはかなりの大物…かなり上级の魔族が控えてるって事だわ。それがわかっただけでも対処の仕方が见えてくるしね」