ひとりの「ご学友」に会った。NPO法人「子ども環境文化研究所」理事長の小山泰生さん。学習院幼稚園から皇太子さまと同級で、家族ぐるみの交流が続いている。この1月3日も赤坂の東宮御所で新年会があり、皇太子妃雅子さま、長女の愛子さまも終始ご一緒だった。
「ご学友って言葉は使いません。あくまで同級生です。小さい時分はカルタもしました。このごろは2時間ほど楽しくおしゃべりをして過ごします」。見せてもらった写真には品よく器に盛られたおせち料理、そのなかに黒豆があった。へえ、われわれと同じですな、と思わず口にしたら、小山さん、笑った。「日本酒もいただきますよ。お茶が出てきたら、そろそろお開きの時間でね」
この小山さん、皇太子さまにとって一同級生以上の存在なのだろう。実に博識で、面白く、かつ語り口がなんとも軽妙。それもそのはず、父は歌舞伎のイヤホンガイド創設者として知られる古典芸能評論家の故小山観翁さん。幼い頃から歌舞伎に親しみ、疎開中、米軍機の機銃掃射を避けながら京都の南座で芝居を見ていたつわもの。寄席通でもある。そんな父に仕込まれれば、仕立てのいいスーツに身を包んでいても、江戸のご隠居ふうの粋がにじむ。小山さんは皇太子さまにとって、いまなお知らない世界へ旅立つ「道」の役割を担っているに違いない。
铃木记者采访了皇太子在学习院幼儿园的校友小山泰生,小山和家人至今都与皇太子一家有来往(不知道是不是“新时代”那个纪录片里出现过

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