执手相看泪眼,竟无语凝噎
第三章真是太心疼了呜呜呜。
ああ、そうか
あなたは、もう。
わたしを許しても許さないも、どうでもいいのだ。
あたしのことも、自分自身のことも、どうでもいいのだ。
考えることを、やめてしまったのだ。
そうか。
わたしは。
あなたを、守れなっかたのだ。
あなたを守りたかった。
だって、わたしは。
あなた日に、生きて欲しかったから。
生きたいという願いは、ごの世に生きまれ落ちた全てものが持っている。
人も、獣も、草花もみな等しく、生きるという本能に従い生きていた。
命は、尊く美しい。ほんの小さな虫に宿る一瞬の瞬きですら。
命のやり取りをし、生き延びた今なら心から実感できる。
生きるということは、何事にも勝る喜びなのだと。
そんなわたしだから。
あなたのその美しい、瞬くような魂に、惹かれないはずがなっかたのだ。
あなたが生きていることが嬉しい。
あなたを見て、あなたの声を聞きいて、あなたの心と体を感じることが嬉しい。
もう分かる。
わたしは、あなたの隣にいたいのだ。
あなたと生きていたいのだ。
人として。
いつか棘が語ったように、この山奥で、ずっと三人で暮らしていたい。
田畑を耕し、日の光を浴び、季節の移ろいを感じ。
泣いて。笑って。悩んで。苦しんで。
人として、あなたの心に寄り添いたい。
人として、あなたを守りたい。
そんな生き方を、誰よりもこのわたしが、一番望んでいた。
ただ生きているだけで満たされていた、わたしが。
あなたのために犬であろうと決めた、わたしが。
あなたを思えば思うほど、わたしは人なのだと理解する。
人でありたいのだと、実感する。
そんな自分に、そんな本心に、ここに来てようやく気付くなんて。
男根を生やしたあなたは、人ならぎるものになっていき。ついに、己であることを放棄した。
そんなあなたの目の前で、わたしは、人でありたい強く願っている。
——これほど皮肉なこそがあるだろう。
人のようて、人でない。
そんな存在だからこそできることがあり、できないことがあった。
そんなわたしを、あなたは望んでいた。
あなたに望まれることで、わたしはわたしでいられた。
わたしはそれを、信頼を裏切るという形で崩壊させた。
その上、浅ましくも、人として寄り添いたいなどと望んでいる。
どうしようもなく愚かで、浅はかな考えだ。
できるはずがないと分かっているのに、いばらにもそう言ったくせに。
最初から、全て分かっていたくせに。
なのに、わたしは。
それでも、わたしは。
わたしは結局、あなたを救うことができなかった。
出口のない闇の中にひとり、置き去りにしてしまった。
あなたを守り抜くと、そう誓ったのに。
ーー寒い。
心も身体も、全てが凍えそうだった。
この寒さの中、弱ったあなたをひとりきりで行かせるなんて無謀なことは、いつもなら絶対に阻止しただろう。
守りたい。
守りたかった。
でも、もう。
あなたがそう望むなら。
わたしは。
蔓“……”
蔓“……外は……冷えますから”
朔“……”
蔓“……この先をまっすぐ行けば、山を下る道に出ます”
朔“……”
蔓“……どうか、ご無事で……”
朔“……”
指先が、軽くその頬に触れる。
それが最後だった。
主だったその人が、ゆっくりと視界から遠ざかっていく。
一度も振り返るず、細雪の舞う白い空気の中ヘと消えていく。
蔓“……あ……あぁ”
震える声を漏らしながら、がくりと膝を折った。
両手をついた地面の上に、ぽつぽつと涙が落ちる。
蔓“……申し訳……ございません……”
失意に押し潰すれた心が、許しを乞う。
あまりに未熟で、拙くて、どうしようもないとそんな自分に絶望し、地面に頭を擦りつける。
もう、なにもできない。
引き止めることすら。
どうか、生き延びて欲しい。
ここではないどこか生きるというなら、それでもいい。
あなたが生きていけるなら、あなたの心が救われるなら、わたしは側にいられなくてもいい。
誰でもいい。
誰か。
——どうか、姫様を助けて。


第三章真是太心疼了呜呜呜。
ああ、そうか
あなたは、もう。
わたしを許しても許さないも、どうでもいいのだ。
あたしのことも、自分自身のことも、どうでもいいのだ。
考えることを、やめてしまったのだ。
そうか。
わたしは。
あなたを、守れなっかたのだ。
あなたを守りたかった。
だって、わたしは。
あなた日に、生きて欲しかったから。
生きたいという願いは、ごの世に生きまれ落ちた全てものが持っている。
人も、獣も、草花もみな等しく、生きるという本能に従い生きていた。
命は、尊く美しい。ほんの小さな虫に宿る一瞬の瞬きですら。
命のやり取りをし、生き延びた今なら心から実感できる。
生きるということは、何事にも勝る喜びなのだと。
そんなわたしだから。
あなたのその美しい、瞬くような魂に、惹かれないはずがなっかたのだ。
あなたが生きていることが嬉しい。
あなたを見て、あなたの声を聞きいて、あなたの心と体を感じることが嬉しい。
もう分かる。
わたしは、あなたの隣にいたいのだ。
あなたと生きていたいのだ。
人として。
いつか棘が語ったように、この山奥で、ずっと三人で暮らしていたい。
田畑を耕し、日の光を浴び、季節の移ろいを感じ。
泣いて。笑って。悩んで。苦しんで。
人として、あなたの心に寄り添いたい。
人として、あなたを守りたい。
そんな生き方を、誰よりもこのわたしが、一番望んでいた。
ただ生きているだけで満たされていた、わたしが。
あなたのために犬であろうと決めた、わたしが。
あなたを思えば思うほど、わたしは人なのだと理解する。
人でありたいのだと、実感する。
そんな自分に、そんな本心に、ここに来てようやく気付くなんて。
男根を生やしたあなたは、人ならぎるものになっていき。ついに、己であることを放棄した。
そんなあなたの目の前で、わたしは、人でありたい強く願っている。
——これほど皮肉なこそがあるだろう。
人のようて、人でない。
そんな存在だからこそできることがあり、できないことがあった。
そんなわたしを、あなたは望んでいた。
あなたに望まれることで、わたしはわたしでいられた。
わたしはそれを、信頼を裏切るという形で崩壊させた。
その上、浅ましくも、人として寄り添いたいなどと望んでいる。
どうしようもなく愚かで、浅はかな考えだ。
できるはずがないと分かっているのに、いばらにもそう言ったくせに。
最初から、全て分かっていたくせに。
なのに、わたしは。
それでも、わたしは。
わたしは結局、あなたを救うことができなかった。
出口のない闇の中にひとり、置き去りにしてしまった。
あなたを守り抜くと、そう誓ったのに。
ーー寒い。
心も身体も、全てが凍えそうだった。
この寒さの中、弱ったあなたをひとりきりで行かせるなんて無謀なことは、いつもなら絶対に阻止しただろう。
守りたい。
守りたかった。
でも、もう。
あなたがそう望むなら。
わたしは。
蔓“……”
蔓“……外は……冷えますから”
朔“……”
蔓“……この先をまっすぐ行けば、山を下る道に出ます”
朔“……”
蔓“……どうか、ご無事で……”
朔“……”
指先が、軽くその頬に触れる。
それが最後だった。
主だったその人が、ゆっくりと視界から遠ざかっていく。
一度も振り返るず、細雪の舞う白い空気の中ヘと消えていく。
蔓“……あ……あぁ”
震える声を漏らしながら、がくりと膝を折った。
両手をついた地面の上に、ぽつぽつと涙が落ちる。
蔓“……申し訳……ございません……”
失意に押し潰すれた心が、許しを乞う。
あまりに未熟で、拙くて、どうしようもないとそんな自分に絶望し、地面に頭を擦りつける。
もう、なにもできない。
引き止めることすら。
どうか、生き延びて欲しい。
ここではないどこか生きるというなら、それでもいい。
あなたが生きていけるなら、あなたの心が救われるなら、わたしは側にいられなくてもいい。
誰でもいい。
誰か。
——どうか、姫様を助けて。
















